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試作品・砂型鋳造品・切削加工品について、よくある質問
鋳造について
- Qイナテックの鋳造工法は何ですか?
- A砂型鋳造法です。マスターモデルは木型を使用しています。
プロセスは、CO2ガス、コールドボックス、自硬性の3つです。
製品形状、生産数量などに合わせて最適なプロセスを選択しています。
- Qどれくらいの大きさの製品までできますか?
- A1200×500×H200㎜程度まで。製品重量30kg程度まで。
- Qイナテックの砂型鋳造は、どれ位の寸法公差が出せますか?
- AJIS規格の「鋳造公差等級」で「CT6」に相当する精度が出せます。
- Q依頼してからどれ位の日程で製品ができますか?
- A基本的には、鋳造~切削加工までの一貫対応で、正式着手から約10日程での対応を心掛けております。
詳細のご指定がある場合は、お問合せくださいませ。
- Q砂型鋳造の対応材質は?
- Aアルミ鋳物材:AC2B、AC4B、AC4C、AC4C-H
アルミDC材:ADC12
その他:Mg材、AZ91D
お客様指定の成分量を調整した材質を弊社で製作し、その材質で鋳込むことも可能です。
- Qマグネシウムってアルミに比べて鋳造性はどうなんですか?
- A
一般的に、以下の理由によって、マグネシウムはアルミに比べ鋳造性は良くありません。
1.比重がアルミと比べて軽いので、溶湯の流動性が悪く(比重:アルミ2.7、マグネシウム1.8)、金属特性的にも早く固まる傾向にあるので、溶湯が細部に行きわたるまでに固まってしまうため。
2.金属特性上、凝固するときに水素ガスを含みやすく、 鋳造欠陥を発生させやすいため。
しかし、イナテックではマグネシウム鋳造の実績が豊富にあり、独自のノウハウを確立しています。まずは、ご相談下さい。
- QCADデータの受け入れフォーマットは?
- A
2次元データをいただいた場合、それを基に弊社で3次元データを作成し、CAM化して木型を製作いたします。
3次元データをいただけますと、より早く木型を製作することが可能です。
抜け勾配やフィレットが貼ってない状態でも弊社でモデリングすることが可能です。
ものづくりがわかるモデラーが後工程に迷惑をかけないモデリングをいたします。
また弊社はモデリング業務に関し、特定派遣の資格を持っていますので、短期間でのモデラー派遣も可能です。※受入CADフォーマット:CATIA-V4、V5 Parasolid DXF IGES STEP STL
- Q素材検査は可能ですか?
- 素材形状はケガキ検査で確認します。
非接触3次元デジタイザーで素材を3Dスキャンし、CADデータと照合確認をすることも可能です。
内部欠陥の確認は、素材を切断しカラーチェックを行います。
- Q湯流れシミュレーションには対応していますか?
- 3次元湯流れ・凝固解析システムソフトを使い、シミュレーションすることが可能です。
- Q溶湯品質を保つためにどういったことをしていますか?
- 回転式溶湯処理装置を使用し、溶湯中の水素ガスを除去しています。
鋳込み前には減圧式のピンホールテスターで溶湯の内部を確認しています。
また溶湯の成分確認は、発光分析器を使用し確認しています。
- Q鋳巣対策はどのようなことをしていますか?
- 巣とは、鋳造型(弊社の場合、砂型)の中に注がれた金属が、固まっていく過程のなかで、 液体から固体に変わるときに体積が減少する「凝固収縮」により、 最後に固まる部分に空洞が発生する現象をいいます。
この巣の発生を抑えるために、巣が発生しそうな箇所に、溶湯金属を最後まで供給する対策をとります。
これは「押し湯」と言って、鋳型の上部にあらかじめ冷却が遅い鋳造部分をつけて、 そこが最後に凝固するようにする方式です。このような方式を「指向性凝固」といいます。 押し湯がつけられない箇所は、「冷し金」という金物を鋳型の内部に組み込んで、 その部分から冷却を促進させて指向性凝固を実現させます。
どのような経路で鋳型に溶湯金属を供給するのかという「湯流れ」や、 どのような大きさ・形の押し湯や冷し金を鋳型のどこに置いて、 健全な指向性凝固を実現させるのか、といった鋳型の設計を「鋳造方案」といいます。
イナテックでは、様々な経験から培われた独自の鋳造方案をCADデータに落とし込み、 湯流れシミュレーションを使って巣の発生場所を事前に予測したうえで、 トライ鋳造品を切断し内部欠陥がないことを確認したのちに、 鋳造素材の製作に入っていきます。
- Qアルミ砂型鋳造品の熱処理を行うことができますか?
- 熱処理メーカー様に依頼し、T4、T5、T6の各熱処理を行うことが可能です。
また必要に応じ、指定の条件で熱処理を行うことも可能です。
T4処理は容体化処理ともいい、鋳物を高温に加熱して長時間保持したのち急冷することにより、固体内の合金元素を濃い部分から薄い部分に移動させて、どの結晶内でも合金元素の濃度分布を均一にし、室温までこの均一状態を維持させる処理です。
T5処理は時効処理ともいい、T4処理で生じた合金元素濃度の不安定状態を解消させる処理です。
室温よりやや高い温度で長時間保持することで、機械的性質を改善させます。
T4処理とT5処理を合わせた処理を、T6処理と言います。
イナテックでは、熱処理によって歪が生じる製品につきましては、歪取り作業を行い、歪を極力押えた製品を提供しています。
加工に関するよくある質問
- Q5軸加工のメリットは何ですか?
- A① 『工程集約』→1チャッキングでの多面加工が可能。
② 『リードタイムの短縮』→段取り回数が少ない。
③ 『加工面品位の向上』→ボールエンドミル先端(周速0)の加工回避が容易に可能。
④ 『最適な加工条件での加工』→最小限の工具突出し量で工具剛性をUP。
⑤『自由度の高い部品設計が可能』→アンダーカット部を有する形状の加工が可能。
⑥ 『剛性が高く、軽量化した部品の製作』→ブレード、インペラなど、5軸特有の複雑形状の加工が可能。
⑦ 『治工具費の低減』→放電レス・歯切りカッターレスでの加工が可能。
- Qイナテックの5軸の特異性を教えてください。
- A弊社は、世界最高レベルの同時5軸マシニング(ハームレ)をはじめ、日独の設備を持ち設備の良し悪しを把握した上で、最適な設備を選定し加工しております。また、独自のクランプ技術(ノウハウ)を用いて、あらゆる切削加工に対応することができます。
- Qどんな材料が削れますか?
- A各種アルミ材、各種炭素鋼、鋳鉄、ステンレス、チタン、銅など。
- Q内歯車(ヘリカル)加工は対応できますか?
- Aテーブルチルト±10°までなら対応可能です。